話題の言葉 子どもの福祉周辺

情報源は朝日、読売、日経、毎日、産経、東京の各紙。(木ノ内博道)

子ども・教育関連

【季節部】山梨県の中学ラグビーは選手の多くが他部に属したい会の時だけラグビーをする。シーズン限定で季節部と呼ばれている。

【ダブルケアカフェ】親の介護と子育てを同時に担う人が当事者同士語り合えるカフェが増えている。行政窓口は別々。出産年齢の上昇が背景にある。

【読書介助犬フィンランドでは吃音や恥ずかしさなど音読の苦手な子をサポートする犬がいる。各地の図書館で活躍している。

【教科融合型】美術と国語や理科などを連動させた学びのこと。2020年度以降の動き。

【グレタ現象】子どもたちの間に広がる。肉食をやめたりプラスチック容器を家から追放する。親が悩んでいる。

【医療的ケア児】医療の進歩で増加している。10年で1.8倍。入院した子どもの付き添いをする親のサポートが必要と支援の輪が広がっている。

【出産ツアー規制】出産目的で米国に渡航する人たちを規制する動き。

【子ども基本法日本財団笹川陽平が提言。子どもの権利条約の生きる権利、育つ権利、守られる権利、参加する権利が縦割り行政で十分機能していない。

【母乳バンク】厚生労働省は全国的に整備する方針。母乳の出ない母親の代わりに別の母親の母乳を、小さく生まれた赤ちゃんに無償で提供する。

【地縁たまご】たまごは他人の孫のこと。千葉県柏市の高齢者がたまごに書道教室などを開いている。

【学齢簿】文科省は増え続ける外国籍の子どもが公立学校に通いやすくするよう2020年度から義務教育年齢の子どもの名前を記載した学齢簿の作成を自治体に通知した。

【多胎児支援】厚生労働省は双子や三つ子といった多胎児の子育てに特化した支援を行う。

【生き物児童書】ざんねんな、などのタイトルのついた本が売れている。マイナスイメージの個性に共感する動き。