話題の言葉 子どもの福祉周辺

情報源は朝日、読売、日経、毎日、産経、東京の各紙。(木ノ内博道)

2022-01-01から1年間の記事一覧

2022年12月26日

<信仰による虐待> 信仰を背景にした親から子への虐待に関する対応方法をまとめた厚生労働省ガイドラインが作成され全国の自治体に通知された。地獄に落ちるなど脅して宗教活動を強制したり、結婚や進学といった人生の選択を奪ったりすれば児童虐待にあたる…

2022年12月23日

<ギフテッド支援> 文部科学省は来年度予算案で、特異な才能のある子どもの支援に向けて8000万円を計上する。 <絵本専門士> 絵本に関する専門家の活動が注目されている。

2022年12月17日

<重大少年事件> 司法記録廃棄が問題になっている。 <子どもの体験活動> 小中学生の習い事や旅行などの体験活動が世帯収入によって格差が生じている。年収300万円未満の世帯の3人に1人の子どもが「していない」と回答。職業の選択にも影響するため国の対…

2022年12月6日

<高校生世代の社会保障制度> 明石市が高校生にも児童手当を支給したいとの方針を打ち出した。高校生世代には社会保障制度がないなか注目されている。

2022年12月5日

<トミー・ジョン手術> 学童の野球でひじの手術をした子どもが多いという。靭帯の再手術。1年間に200試合もやっている学校もある。 <交際禁止の校則> 男女交際を禁じる高校に、退学勧告は違法との結果。訴えていた女子生徒に賠償命令。しかし校則は存続。…

2022年11月29日

<入眠儀式> 赤ちゃんの寝かしつけに悩む人が多く、入眠儀式を勧める人がいる。毎日決まった行動を同じ順番で行うのが大事だという。

2022年11月25日

<グルーミング罪> 猥褻な目的を隠して子どもを褒めたり喜ばせたりしててなづけるグルーミングについて法制審議会の部会は対応する罪の新設を検討している。 <タイムラプス勉強法> 学生たちの間で、勉強する自分の姿をスマートフォンで早回しのように撮影…

2022年11月24日

<子宮温活・胎内記憶> 出産育児が、必ずしも科学的でないスピリチュアリティによってジェンダー不平等状態におかれ信仰を通した搾取が行われる。親学には注意が必要だ。

2022年11月20日

<弱者男性> この10年くらい使われている言葉。非正規雇用など収入が少なく、コミュニケーションが苦手、女性にモテないなどの特徴がある。怒りの矛先がしばしば女性に向かう。 <好日性植物> 『向日性植物』李屏瑤(著)李琴峰(訳)。台湾で話題になって…

2022年11月17日

<性別による無意識の思い込み> 内閣府の調査によると、性別による無意識の思い込みは、男性に多いが、実際に言われたリ感じたりする経験は女性に多い傾向が明らかになった。 <承諾殺人> 札幌市の大学生殺人で、加害者は女性から依頼されたと主張。法定刑…

2022年11月13日

<チャイルドグルーミング> 性交等または猥褻な行為などをする目的で、未成年者を手なずける行為のこと。SNSやコミュニケーションツールを使って知りあい、オンラインで徐々に子どもの信頼を積み上げた上で、現実に会う約束をしたのちに性加害を行うことを…

2022年11月12日

<子どもの希少難病サイト> 子どもの希少難病を早期にみつけようとウエッブサイトが開設された。 <位置情報アプリ> 「友達」として承認した相手ならお互いの位置情報をリアルタイムで把握できるアプリが若者の間で広まっている。面識のない異性から突然「…

2022年11月6日

<こども> 「子供」「子ども」「こども」と複数の表記があるこの言葉をめぐり、来春設立が予定されているこども家庭庁の準備室は、他の省庁に依頼文を出した。依頼文では、こども基本法の理念を浸透させるため行政文書は「こども」を用いるよう呼びかけてい…

2022年11月4日

<こども白書> 政府は来年度から『こども白書』を公表する。

2022年11月2日

<自己主張期> ある小学校教諭の弁。反抗期は意見を訴える自己主張期と考えるべき。

2022年10月30日

<眠育> 睡眠の大切さを教える睡眠教育が注目されている。福岡県春日市は先行取り組みから、今年度からすべての市立小中学校で取り組み始めた。睡眠は記憶の定着にも重要だという。

2022年10月29日

<ぼくらは、まだ少し期待している> 木地雅映子の小説。自分を誰かに明け渡さない。それが誰かを救うことにもなるのだ。高校3年生の友人の失踪を通して理解していく。 <ユースクリニック> 20歳までの男女を対象に、無料でセックスや性感染症、学校や家庭…

2022年10月25日

<配属ガチャ> 就活生の間で使われている。入社後の配属先が分からないので不安、という。 <フェムケア> 女性特有の健康問題を解決するための企業の取り組みが進んでいる。女性の社会進出が進んだことで、生理や妊娠、出産にまつわる悩みに応える。

2022年10月21日

<『橋の上で』> 湯本香樹実の絵本。生きるのがつらい子どもに伝えたい絵本が話題になっている。

2022年10月20日

<NIDCAP(ニドキャップ)> 早産児の心身の発達を促すケアの取り組みの一つ。赤ちゃんの気持ちを汲み取る観察を行う。

2022年10月17日

<ドキュメンテーション> 保育所が撮っていた園児の写真が個人情報になるとしてオープンにしなくなった。そこで、ある地域では子どもたちの活動や写真をドキュメンテーションと称して廊下などの壁新聞のように貼っておく。保育所を訪れた保護者が自由にみる…

2022年10月11日

<セクシャル・リプロダクティブ・ヘルス・ライツ> 自分の性のあり方や子どもをもつかもたないかなどを自身で決めること。早期の性教育が鍵だという。

2022年9月28日

<産後パパ育休> 「出生時育児休業」のこと。通常の育児休業とは別に産後8週間のうちに最大4週間、男性が育児休業をとることのできる制度。 <内密出産ガイドライン> 厚生労働省と法務省は共同で内密出産についてのガイドラインを公表した。

2022年9月25日

<二卵性双子> この30年で二卵性双子がほぼ倍に。世界的な傾向でもある。不妊治療の影響という。 <ノーチャイム制> 小中学校で授業の始まりや終わりを知らせるチャイムを流さない学校が全国的に増えている。

2022年9月23日

<宗教虐待> 親からのお仕着せの信仰に人生を奪われたくない、と、旧統一教会の宗教2世の人たちが声を上げ始めた。 <AMH検査> 自分の卵子がどのくらい残っているか採血で妊娠力の目安となる卵細胞を推定できる検査を女性の福利厚生として導入する企業が増…

2022年9月22日

<チャイルド・ペナルティ> 男女の賃金格差のうち出産前後で女性の収入が下落すること。先進国に共通する現象だが、日本は特に顕著。

2023年9月18日

<障害児分離教育> 国連の障害者権利委員会は、日本審査で改善点の勧告を発表した。そのなかで特別支援教育の分野に中止を要請した。 <寄り添い手引き> 流産や死産をした女性の心のケアを行うべく、厚労省が自治体向けに寄り添いの手引きを作成した。 <…

2020年9月13日

<結婚後子どもを持つべきか> 独身の人(18歳~34歳)のうち「結婚したら子どもはもつべきだ」と考える女性は36.6%、男性は55.0%となった(国立社会保障・人口問題研究所)。6年前の調査と比べると女性は約30ポイント下がり、ほぼ半減となった。男性も20…

2022年9月12日

<もしものときはクラクション> 通園バスに一人残された子どもが死亡した事件があり、犠牲防止のためにクラクションを鳴らして外部に知らせる訓練が行われている。手で鳴らなければお尻や水筒を使って押さえつけるなどのアドバイスも。

2022年9月10日

<発達性ディスレクシア(読み書き障害)> 学習障害の一つで、会話や知的能力に遅れはなく周りの人に見つかりにくい。就学後に学習でつまずいたりで一人で悩むことが多い。小学生の8%くらいいると言われている。 <性別迷い子> 性別違和のこと。女の子な…