話題の言葉 子どもの福祉周辺

情報源は朝日、読売、日経、毎日、産経、東京の各紙。(木ノ内博道)

2020年9月1日

リファラル採用

優秀な人材を採用する方法として知人からの紹介が再評価されている。ミスマッチを防ぎやすく、一次面接をスキップするケースも。

<無煙燃焼>

東京で、寝たばこによる火災が増えている。放火は防犯カメラの影響で減少傾向。寝たばこの出火の特徴として、無煙燃焼がある。炎を上げずにくすぶると一酸化炭素が充満する。気がついた時には体が動かない。

<神>

コロナの影響でカラオケ店やネットカフェが営業できなかった今年4月、家出少女らに無料で宿泊先を提供する呼びかけが急増した。ツイッターで少女らは神と呼んでいる。

2020年8月31日

<新遺言保管制度>

法務局が遺言書を保管する制度を7月10日からスタートしている。3900円かかるけど、遺言を手軽に残せる制度として話題になっている。

<フェムテック>

生理や妊娠など女性特有の悩みにITで解決する動きが活発になっている。妊婦のうつの予防とか婦人科のオンライン診療など。

<子ども宅食議連>

コロナの影響で経済的に困窮する家庭に無償で食品を届ける取り組みを推奨する議連<(自民)が発足した。

<不適切保育>

保育所で起きる園児の虐待などについて厚労省が調査に乗り出す。

<子どもセルフケア>

コロナ疲れの子どもたちにむけたセルフケアの絵本やワークブックが相次いで刊行されている。『つるかめ つるかめ』などおまじないも有効。

2020年8月30日

<子ども向けキャリア本>

おもに10代を対象にした将来の働き方や生き方を考える本の出版が相次いでいるよ。

<手間抜き>

少し前にポテサラ論争があったが、冷凍食品などを使うのは手抜きではなく手間抜き。そんなツイートに大きな反響があった。 

<BL>

ボーイズラブのこと。男子同士の恋愛を中心にした漫画や小説が一大ジャンルに成長しているとか。

<NNT>

コロナ禍のなか就活がうまくいかない。内定のとれない「無い内定」が多くNNTと呼んでいる。就職協定前に内定を得る内々定と区別してNNTと呼ぶらしいよ。

2020年8月26日

<地盤培養>

公職選挙法違反の罪に問われている前法相の河井氏とその妻が無罪を主張している。弁護団の主張がこの「地盤培養」。支持基盤を盤石なものにするための活動を指すという。トイレや車中で渡すお金が培養のお金とはなんだか、ね。

<文理融合>

文学部と理学部を分けない動きが国立大学で広がっているよ。共創的課題解決力をつけるためだとか。

<適応復興>

災害が起きたら原型復旧ではなく適応復興しようとの考え方が広がってきた。

<みなし雇用>

障害者の法定雇用率を達成するために、企業が福祉施設などに発注した額の一定割合を法定雇用率に換算して導入することを求める声が高まっている。

2020年8月23日

<DNA捜査>

DNAの塩基の配列で個人識別ができる。警察のDNA型登録が拡大していて、犯罪に関わった疑いのある人などからの登録件数が増え続け、いまや日本の人口の約1%に上っている。管理社会になるような危険性があるよ。

<デジタル通帳>

みずほ銀行は口座開始にあたって紙の通帳を発行する場合は1100円の手数料を取ると発表。今後はデジタル通帳に移行する。

2020年8月19日

<マイバック万引き>

7月からレジ袋が有料になってマイバックを持つ人が増えた。マイバックによる万引きが増えている。

<他の親族>

5年に一度の国勢調査が近く行われるが、同性同士のカップルについては「他の親族」の扱いで、事実上は除外される方針とのこと。

<とるだけ育休>

男性の育休調査で3割の男性が家事や育児にあてている時間は1日2時間以下とか。家庭がこじれる原因にもなっている。そういうなか政府は男性の育児休暇の取得を義務化する方針。