話題の言葉 子どもの福祉周辺

情報源は朝日、読売、日経、毎日、産経、東京の各紙。(木ノ内博道)

2023年12月29日

<子どもメガホンプロジェクト> 12月7日、10~18歳の本音を探ったオンラインアンケートの結果を国会議員に報告した。

2023年12月27日

<ヤングケアラー支援の法制化> 政府はヤングケアラーの支援を法制化する方針を固めた。法的根拠を設けることで対応の地域差解消につなげる考え。次期通常国会で、子ども・若者育成支援推進法の改正によって。 <モモの部屋> 内田良子さんの主宰する子ども…

2023年12月19日

<包括的性教育> 人権尊重を基盤に科学的根拠に基づいた性を学ぶ教育(ユネスコなどが作成した「国際セクシャリティ教育ガイダンス」)の法整備をしようと教員や研究者がネットワークを立ち上げた。

2023年12月17日

<思春期ルーム> 群馬大病院の取り組み。10代の入院患者が自由に遊んだり読書ができる部屋を設けている。乳幼児向けのプレールームは多いが思春期世代に向けた取り組みはまだ少ない。

2023年12月10日

<小児期逆境体験・少年院調査> 犯罪白書によると、罪を犯して少年院に入った女子の94.6%が虐待や家族の飲酒問題などのトラウマがある。男子では86.8%。心の傷を考慮したうえでの更生に向けた支援が必要になると法務省は分析している。少年院在院の9割が…

2023年12月4日

<聞き取り困難症> 子どもの約1%に、聴力検査では異常がないのに、聞き取れない、聞き間違いが多いといった症状のあることが新たに分かった。

2023年12月3日

<AI生成・児童の性的画像> 画像生成AIで作られたとみられる児童の性的画像が国内サイトに大量に投稿されており、被害者の実在する児童ポルノ対策に支障が出ている。 <「小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本」> ダイヤモンド刊の本書が、…

2023年12月2日

<こども選挙> 子どもが選挙で投票したらどんな政治家を選ぶだろう、ということで、実際に神奈川県茅ケ崎市の市長選に取り組んだという。取り組みが全国に広まりつつあるという。

2023年11月30日

<劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援> 11月29日に成立した補正予算の額は13.1兆円。補正予算の額としては大きすぎるが、なかにはこの予算のようにどうして補正するほど緊急性があるのか信じられないものもある。その額10億円だ。子どもの貧困…

2023年11月26日

<受験とピル> 中高大学の受験日と生理が重なったり重なりそうだという相談は多く、受験に万全な体調で臨みたいとピルの服用を検討する動きが広まっている。

2023年11月22日

<ラーケーション・ざまやすみ> 土日に働く保護者にあわせて平日に学校を休んでも欠席扱いにならない制度の導入が各地で進んでいる。ラーケーションは愛知県、ざまやすみは沖縄県座間味村の制度。

2023年11月21日

<男性危機> ジェンダー平等への意識の高まりのなかで、男性性にこだわりのある人たちには迫害されているような気持ちになることがある。欧州などではジェンダー平等にむけた男性への働き掛けがあるが日本にはないために取り残されたり剥奪感をもつ人が多く…

2023年11月17日

<射精責任> 米国人ガブリエル・プレアさんの著書名。新生児の遺棄などでどうして女性だけが罪を問われるのか。そうした社会で子どもを産みたいと思うか、と翻訳家でエッセイストの村井理子さん。

2023年11月11日

<イン・セイフ・ハンズ> フランスの匿名出産を描いた映画の題名。国内で期間限定で上映されている。匿名出産は日本では「無責任な母親」というとらえ方をされるが、フランスでは支援が必要な人だと考え、協力しあって母子を助けている。フランスの匿名出産…

2023年11月5日

<教育ダッシュボード> 渋谷区の取り組み。小中学生全員に配られたタブレット端末から得られた情報をもとに子ども一人一人の情報を一覧できる。自殺やいじめ予防など子どもの心をデータで可視化する。全国に広がる動き。しかしプライバシー保護や個人情報の…

2023年11月4日

<深夜の居場所> 虐待を受けるなど家庭や周囲の人を頼れない若者に、深夜から未明にかけての居場所を提供する支援団体が好評。 <学食自治> 食堂運営会社が給食や学食の提供を突然やめる動きがあったが、高校の生徒が学食の運営に参加して話題になっている…

2023年11月1日

<アバター転校生・バーチャル転校生> ある大学が、中学校のクラスで空気を読まない、あるいは間違った意見や発言を述べて生徒たちの本音を引き出し深い学びにつなげるバーチャル転校生を開発して話題に。

2023年10月15日

<虐待実人数> 件数が自治体ごとに異なる解釈で報告されていることに、こども家庭政策担当相は「今後の統計のあり方を検討していきたい」と発言。 <育休退園> 親が育児休業を取得すると保育施設に通う上の子が退園させられる仕組みに反発の声が相次いでい…

2023年10月9日

<埼玉県虐待防止条例改正案> 子どもだけでの登下校、留守番、公園で遊ばせるなどが虐待にあたるとする改正案に保護者らから反発の声が出ている。 <オンライン学習> 顔も名前を知らない全国の仲間と一緒に机に向かう、オンライン上での自習が小中高生らに…

2023年10月8日

<体験格差> 親の経済力の影響などで子どもの体験にさまざまな格差が生じており問題になっている。 <児童虐待非該当> 児童虐待件数が公表されているが、東京新聞の調査によると通報はあったが虐待ではなかったものも件数にカウントしていたものや水増しも…

2023年10月5日

<義務教育学校> 小中一貫教育を統合した9年制の学校が増えつつある。 <保育園多機能化> 保育園が子ども食堂を開いたり発達に不安のある子どもを支援したりする動きが広がっている。

2023年10月1日

<都内赤ちゃんポスト> 墨田区の病院が24年度から開設予定。 <AIで学習> 子どもたちの学習でAIを取り入れる動きが目立ってきた。

2023年9月27日

<こども誰でも通園制度> こども家庭庁の進めているこども未来戦略で「こども誰でも通園制度」という、親の就労条件を問わないで保育園を利用できる制度が検討されている。 <日本版DBS先送り> 政府は、子どもと接する職場で働く人に性犯罪歴がないことを…

2023年9月23日

<腰痛子ども> ある外科医の発言で、小学生の腰痛が増えていると話題になっている。教科書、端末、水筒などをもって背には4キロ以上の荷物。運動不足も一因とみられる。ストレッチで症状の改善がみられるとのこと。 <学校の音響改善> 大学の感性情報学の…

2023年9月21日

<フードリボン> 兵庫県のあるコンビニの取り組み。客が300円のリボンを購入。空腹の子どもたちはそのリボンでシールの貼ってある弁当や総菜パンをもらうことができる。

2023年9月19日

<子どもの集中度チェック> 授業を改善するためにみんなの脈拍データをとって、緊張したり眠かったりするデータを集める実証実験が埼玉県の中学校で始まった。情報の取り扱いで賛否両論がある。

2023年9月17日

<初出産事例> 第三者からの精子提供を使った夫婦の不妊治療を巡り、出自を知る権利に配慮する条件で精子提供者が公募に応じた、国内初の出産事例があった。生まれた子が希望する場合は提供者が面会などに応じることとなる。

2023年9月16日

<里親プログラム> ソニーの犬型ロボットaibo(アイボ)を所有者から引き取り病院や介護施設に提供するプログラム名。制度的に里親があるのだから、こうしたプログラムに使わないでほしいものだ。

2023年9月14日

<インクルーシブ保育> 保育所などがさまざまなニーズに対応する動きを国は多機能化と位置付けているが、その一つのインクルーシブ保育に注目が集まっている。障害のある子どもの集団保育は難しいとされてきたが、昨年の省令改正で改善されている。

2023年9月9日

<弱視検査> ものを見る力は成長と共に発達をする。3歳児検診の検査導入が近年全国的に進んでいる。 <発達性協調運動障害> ボールを投げられない、縄跳びが飛べない、ノートに字を書くとマス目からはみ出してしまうなど、極端に不器用な子はこの障害の可…